京都駅前ホテルR&B(ワシントンホテルの藤田観光系列で一泊6300円と激安!予約してくれたびびねえさんありがとうございます!)の窓からの景色!午前6:00頃です。この直後から雨が降り出しました。
当日の予想雨量は昼前に時間あたり12mmの予想。これって大雨だよね〜〜こいつが来る前に出発しようと思ったんだけど、結果的にはこいつと一緒に帰ってくるような感じになってしまいました。
ボク達は雨ガッパに着替えて、早々に京都を出発することにしました。とにかく雨が強うなる前に、家に帰らなくちゃ!
雨風には強いZekeさんのスーパーマルチパーパスR1200GSですら、今回の名神高速はきつかったみたいです!この写真は養老SAに着いたときのカットなんだけど、本来リアキャリアに付いているはずのレインカバーが付いていない!聞けば突風で飛ばされてしまったとか。
慌てて途中のPAに入り、バイクを停めて応急処置を施そうにも、その場に立っていることができないほどの突風が吹き荒れていたらしい。
ボク自身もこの時はかつてない経験をしていました。それはシールドの水滴の流れ方。普通雨の日に高速道路を走ってると、前から後ろに向かって水滴って流れるでしょ?でもちがうんだよね〜〜100km/hで走っていても、水滴は常に右から左。高速道路を走る風よりも、横からの突風の方が強かった!というわけです!そういう状況の中での高速走行!そりゃ悲惨だわ!
とそれでもまだこの時は写真を撮るだけの余裕はあったんです!
ボクなんか、余裕ぶっこいて「防水ジャケットの性能を試す!」なんて言いながら、雨ガッパ着ていませんでしたから!
本当の地獄はここから始まりました!悪夢の東名高速へ!(小見出し:誤→防風雨 正→暴風雨)
左の画像はボク達が上郷で食事した後、静岡県内にさしかかるときの雨雲レーダーです。静岡の愛知の県境にちらほらと見える黄色と赤の雨雲が・・・
こいつが時間雨量10mm以上の雨雲ってヤツっすね!ものの見事に被ってる!(爆)しかしなにも好きこのんで一緒に来なくてもいいのにねぇ・・・
愛知県を抜けてから風は弱まってきたので、若干ペースは上がってきたのですが、そうすると本来の高速走行の風が今度はネックになってきます。既に全身びしょ濡れだったので、急速に体温が奪われていきます。それと雨足は強まっていたので、前を走るクルマの水しぶきがカーテンのようになっていて、前方の視界が著しく低下してきました。
そんなわけで結局ペースを上げることはできず、100km/h巡航は続きます。でも静岡って広いよね〜〜東西150kmだと、このペースでは延々静岡県を走っているような感じでした。
この写真!実はエアコンの温風の吹き出し口付近で撮ったものなんです。たぶん牧ノ原あたりだと思うのですが、この頃になると、SAで休憩しているときは常に暖かいところを探してうろうろ・・・石油ファンヒーターの前を陣取る猫の気持ちがよく分かりました!
すでにお気づきと思いますが、最終日の昼以降に撮った写真はすべてケータイによるものです。デジカメは水没をおそれて、防水バッグの中にしまっちゃいました。でも、そのケータイすら水没の危機?右の写真などはレンズが曇ってまともに映っておりません。
そんなこんなで大変だった東名高速16:00くらいにはなんとか最終休憩地点である足柄まで辿り着くことができました。最後の最後でとんでもないことになってしまいましたが、これはこれで良い思い出であり、良い経験ということで、よしとしたいと思います。
足柄で皆と解散したあとは東名を厚木で降り、自宅に着いたのが18:00分。京都を出てから、約9時間経過していました。結局この間晴れ間は一度も無し。帰宅後真っ先に熱いシャワーを浴びたのですが、38度くらいに設定したお湯が熱すぎて浴びることができず、ぬるいお湯から徐々に温度を上げていき身体を慣らしていくという羽目に、、、心底身体が冷え切っていたんだなぁと実感しました。総走行距離は1037kmでした。
今回のツーリング。ホント色んな方に支えていただきました。
まずは道中の無事を祈って何人かの方々から各種お守りをいただきました!ホントにありがとう!また、京都で宿を取ってくれ、且つ一緒にお酒まで飲んで頂いた「びびぐみ」の皆さんもありがとう!道中更新していたブログにたくさんの方々からメッセージもいただきました。こちらもほんとありがとうございます。
それ以外にも、事前情報を下さった方や、現地でメールでやりとりした方など、皆さんのおかげで無事帰ってくることができました。この場を借りて、重ねて御礼申し上げます。今度は別のツーリングでご一緒しましょう!
最後に快く送り出してくれた、我が家の妻と猫に感謝の申し上げて、今回のツーレポは締めとさせて頂きます。
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